クリエイター支援プラットフォームにおける「AI生成物・手描き作品」の分離・フィルタリング強化

イラスト投稿サイトやポートフォリオサービスにおける「AI生成物」と「手描き作品」の棲み分けは、自主申告ラベルの導入から「制作プロセスの可視化・厳格な分離」へと進展しています。

  • タイムラプスやPSDデータによる「人間による制作」の証明制作過程のタイムラプス動画の添付を必須とすることで手描きを保証するプラットフォーム(「notAI」など)が登場したほか、Live2D公式マーケット「nizima」のように審査時にレイヤー構造付きPSDやタイムラプス提出を求める基準が普及しています。手描き作家側もSNSやポートフォリオで自発的にタイムラプスを併記し、作画証明とする動きが定着しています。
  • プラットフォーム側のフィルタリング機能の多層化pixivなどの大手サイトでは、投稿時のAI識別フラグ付与だけでなく、閲覧設定で「AI生成作品を表示しない」フィルター、専用ランキングの完全分離、特定タグや作者の除外、連投スパムの抑制機能などが段階的に強化されています。
  • クリエイター支援(収益化)サービスにおけるAI規制単なるイラスト投稿の閲覧制限にとどまらず、「pixivFANBOX」をはじめとする月額ファンコミュニティやコミッション(有償リクエスト)窓口では、規約違反となるAI生成物の販売・掲載に対する警告や非公開化、アカウント停止といった実務措置が継続して適用されています。
  • 海外ポートフォリオサービスでの「NoAI」タグ・認証表示ArtStationやDeviantArtなど海外プラットフォームでも、作品ごとに「NoAI(AI学習への利用拒絶)」メタデータを埋め込む機能や、手描きクリエイターのポートフォリオを保護するための認証バッジ・除外検索が整備されています。