
「漫画家による仏の世界展」は、日本を代表する漫画家たちが独自のタッチと自由な感性で「仏(仏教・仏画)」を描いた作品を展示する企画展です。東日本大震災の復興支援や、世の中に希望や安らぎを届けたいという思いを込めて企画されました。
立ち上げの経緯と特徴
- 発端: 2013年、日本漫画家協会会長(当時)の小島功氏の呼びかけによってスタートしました。
- 展示内容: 伝統的な宗教画の枠にとらわれず、漫画家それぞれの代表作の面影を残すキャラクター風の仏や、繊細な水墨画風、ユーモラスなアレンジなど、作家の個性豊かな「心の世界」が表現されています。
- 主な出展作家: 赤塚不二夫、浦沢直樹、ちばてつや、さいとう・たかを、江口寿史、いがらしゆみこ、里中満智子、池上遼一など、昭和・平成を彩る巨匠が多数参加しています。
巡回と展開
- 寺院・全国での巡回: 第1回は漫画の祖とされる『鳥獣人物戯画』に縁の深い京都・東寺(食堂)で開催され、その後は東京の増上寺をはじめ全国各地の寺院や商業施設などを巡回しました。
- 「着る」展覧会への発展: 原画展示にとどまらず、作品群をアパレル・キャップなどに落とし込んで身につける「『着る』漫画家による仏の世界展」(NEW ERA®とのコラボ企画など)といった現代的なプロジェクトにも発展しています。
企画の立ち上げ
2013年
日本漫画家協会会長(当時)の小島功氏の呼びかけによりプロジェクトが発足。東日本大震災の復興支援や世の中への安らぎを願って作品制作が依頼されました。
第1回展覧会の開催(京都・東寺)
2014年3月〜4月
世界遺産である京都・東寺(教王護国寺)の食堂(じきどう)にて初の展示会が開催されました。
全国巡回(増上寺など)
2014年〜2019年頃
東京・芝の増上寺をはじめ、日光山輪王寺、比叡山延暦寺など全国の名刹やギャラリーを数年にわたって巡回しました。先ほどの動画で紹介された増上寺での開催は2014年5月です。
「着る」展覧会への発展
2021年〜
展示にとどまらず、NEW ERA®とのコラボレーションキャップやアパレルとして作品を身につける「『着る』漫画家による仏の世界展」といった新たなプロジェクトが始動しました。
現在も常設ではなく、不定期の企画展やコラボレーションプロジェクトとして展開されています。
